天塩川新聞
第13号 ■企画・編集/天塩川流域連携クラブ ■2005年10月
■事務局連絡先/TEL 016532-3120 〒098-0123 上川郡和寒町東丘7番地 酒向宅
■発行/はまなす財団(北海道地域総合振興機構) 〒060-0005 札幌市中央区北5条西6丁目 TEL 011-205-5011 FAX 011-205-5050

流域の話題を紹介

 天塩川新聞は流域圏12のマチの話題を集め、天塩川流域連携クラブ(酒向勤代表)が企画・編集し、はまなす財団(北海道地域総合振興機構)が発行しました。
 北海道新聞、道北日報、北都新聞、名寄新聞の4社の記事について原著作権者の許諾を得て再掲載しているほか、自主取材などで制作しています。いずれも無断転載はできません。

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地域発・新たな名産
しじみパイ【天塩】
ヨモギ【中川】

おいしく食べよう!地元の産品
キャベツロール巻きのフライ
ジャンボピーマンのみそいため
ポテトケーキ
でんぷん切り
エミューミートボールのトマトソース煮

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 天塩川流域圏にも市町村再編の波が押し寄せている。朝日町を合併した新・士別市が9月1日に誕生、来年3月には風連町と名寄市の合併が予定されている。その中で、各地域ではさまざまなチャレンジが行われている。
 天塩町では全国に誇る「天塩シジミ」を使った菓子「しじみパイ」が主婦のアイデアで生まれ、人気を博している。中川町の建設会社は所有地に群生するヨモギを菓子の原料に加工、道内の有名菓子舗から高い評価を受けた。市町村のバックアップを得て、新しい名産品作りが進んでいる。

しじみパイ【天塩町】 ヨモギ【中川町】



 「夕映温泉」「道の駅てしお」など町内でのみ売られているのが、新名産品として評判の「ヘルシーしじみパイ」(1個税込み250円)だ。中には大きな天塩シジミ入りのごはんが詰まり、シジミエキスがパイ生地にもたっぷり。意外な組み合わせだが、焼きたてが文句なしにおいしい。
 食料品販売・製造の本田商店(天塩町海岸町3)で主婦4、5人が手作りしており、1日に作るのは約100個。1998年の発売以来、完売が続く。おやつやお土産に町民なじみの味となっている。
 「しじみパイ」は、道北3支庁主催の料理コンテスト「北北海道味フェスタ97」で、出品164点の中で準優勝に輝いた。町内の主婦・松尾和子さん(現在、旭川市在住)が考案した創作菓子で、「町特産のシジミを材料にした名産に」と、松尾さんから相談を受けた本田商店代表の本田俊子さん(61)が商品化した。
 「天塩シジミ」は、アサリかと見間違うほど大粒で味も良く、2001年に天塩町で開催の第3回全国シジミシンポジウムで「日本一」の声が聞かれたほど。サロベツ原野の豊かな栄養が流れ込む天塩川河口付近でのみ採取される。しかし漁獲量は最盛期(1985年)の約6分の1の100トン程度まで低下し、資源保護が課題。近年、漁協も天塩町外への販売を停止した。
 「しじみパイ」は、2003年オープンの同道の駅で売られ、幅広く知られるようになった。本田さんは「地元の方も10個、20個とお土産に買ってくれます。すっかり定着したようで、手応えを感じます」と喜んでいる。

▽本田商店/電話01632・2・1053


おいしく焼き上がったシジミパイ。表面には、きれいに貝模様が浮かぶ


シジミごはんを型押しする。作業はすべて手作業で行われる


日本酒でゆであげた天塩シジミの中身を、一つ一つていねいにカラから取り出す本田さん


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