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第21号
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| 剣淵で試験飼育が始まったアルパカ |
【剣淵】将来は、かわいいアルパカと触れ合える観光牧場を作りたい―。剣淵町内の農家ら有志5人グループがこのほど、アルパカ2頭の試験飼育を始めた。来春にも、放牧地で自由に見学できるようにするほか、剣淵の気候への順応を確認して、2年後をめどに繁殖にも挑戦する考えだ。
ラクダ科のアルパカは南米アンデス地方の高地などで飼育され、毛が高級衣類の素材などとして利用されている。国内では、那須ビッグファーム(栃木県那須町)が約400頭を飼育しているが、道内では動物園も含めて飼育は珍しい。
剣淵で試験飼育を始めたアルパカは、毛の黒い4歳のオスと、毛が灰色の3歳のメスで、いずれも体高約1・5メートル、体重70キロほど。このほど那須ビッグファームから町内屯田町の農家、高橋誠さん(33)の畜舎に運び込まれ、羊に似たかん高い鳴き声を響かせている。
アルパカの牧場のアイデアを出したのは、グリーンツーリズム企画会社のアグリテック。高橋さんらは、農業体験研修の修学旅行生受け入れなどを通じてアグリテックと協力関係にあり、「アルパカはかわいらしく、絵本のまち剣淵のイメージに合う」と、同社のアイデアに賛同した。
同社や高橋さんらは、観光牧場の開設地として、町内の牧場跡などを検討している。牧場の規模や運営方法、開設時期などは未定だが、同社の井下佳和社長は「多くの人が集まる牧場にするため、じっくり考えていきたい」と話している。